友好交流部
国際理解教育
山崎小学校:第8回:ワールド探検隊
テ ー マ:『世界の人と交流しよう』
開催日時:平成23年11月24日(木) 9:30~11:30
「外国の生活や文化に触れる体験を通して、①日本との違いを発見し、②世界中には様々な考え方や
価値があることを知ることにより、これからの自分の生き方に活かす。」を目的に
2011年11月24日(火)外国人講師3名、NIAスタッフ3名の参加のもとに開催されました。
山崎小学校は昭和55年(1980)の開校で全児童数は12学級で377名、
5年生の3学級60名を対象に実施されました。
マレーシア、香港、ペルーの3ヶ国3名の講師を招き、「国際理解教育」が進められました。
野田市立山崎小学校
ゲスト・ティーチャ― (香港、マレーシア、ペルー)
ペルー講師:ベルタ サコダ (迫田)さん
地球儀を指してペルーは何処にあるか、日本から何時間かかるかを
児童に質問、児童の答えはいろいろ。ペルーが地球儀上で日本の裏側の南米にあり、
日本から約1日ぐらいかかるのよの説明にびっくり!
インカ帝国、アンデス文明の言葉には児童も聞き覚えがある様子。
ペルー語(スペイン語)でクリスマスの歌[聖夜]や日本でもお馴染みの
[トウィンクル・トウィンクル・リトルスター]や[カッコー]のメロディーでペルーの子供たちの歌を歌ったり、紀元前2〜6世期の間に
ペルー のナスカ川近辺の乾燥した高原の地表面に「描かれた」幾何学 図形、
動植物の絵[ナスカの地上絵]のテキストが配られ、
その絵が何の絵かを当てる授業に児童は大喜び 。
中国・香港講師:荘 麗卿さん

香港を身振り手振りを交え熱っぽく紹介。香港は1国2制度、
中国の特別行政区の説明に児童は?!?
広東語で0123456789の「数字の歌」で憶える練習。
レン,ヤッ,イ―,サン,セイ,ンー,ロッ,チャッ,バッ,カウ,サッ( 北京語ではイー, アール,サン,スー,ウー,リゥ, チー,バー,ジゥ,シー )
簡単な挨拶の広東語練習:「おはよう」早晨(ズィョウ サン)、
「こんにちは」イ尓好!(ネイホウ!)/「さよなら」再見(バイバイ)「すみません」唔該(ムゴイ)など声をだして練習。
児童たちは色とりどりの香港衣裳を着て ”衣” の異文化体験。マレーシア講師 鈴木アキホさん
マレーシアは「年間温和な気温で、日本の企業も多くありますよ」と、
地図を片手に国の文化、言葉、産業等を紹介。「ありがとうございます(トゥリマ カシ)」、「こんにちは(スラマッ トウンガハリ)」、
「さよう なら(スラマッ ティンガル)」など基本的な挨拶をマレー語で練習。
マレーシアの[じゃんけん]の手の形は、水、小鳥、拳銃、岩、板の5つ。水を飲む小鳥は水に勝ち、拳銃は小鳥を打ち落として勝ち、
拳銃も岩も水に沈んで水が勝ち、板は水に浮かぶので水に勝ち、
岩は板をくだくので岩の勝ち。マレーシア式のジャンケンを
児童はすぐ覚え皆とキャッキャッと言いながらジャンケンごっこ。
また、皆が知っているメロデイー(雪山讃歌)にのって「わらべ歌」をマレーシア語で歌ったり、民族衣装を着たりした
楽しいマレーシア理解教育。講師の皆さん、山崎小学校の児童と先生の皆さん、
NIAスタッフの全員で取り組んだ「国際理解教育」は
素晴らしい体験学習となったことと思います。
児童に、世界には多くの国があり、さまざまな風土と文化があり、
さまざまな言葉、人種、宗教があっても、
世界の人々との交流を通して、皆んなが分かりあえるのだと
少しでも感じる機会になったなら、
この国際理解教育は実りあるものになるのでしょう。
講師の皆さん、山崎小学校の児童、先生の皆さん、ありがとうございました。
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