友好交流部
川間小学校 国際理解教育
テ ー マ:『世界との交流』
「日本の文化を見直し、外国の文化を理解し、
心と心の交流をゲストティーチャーと共に楽しむ。」を目的に
2011年2月10日(木) 10:30~1:00,
外国人講師4名,NIAスタッフ5名の参加のもとに開催されました。
川間小学校は全生徒数は278名、5年生48名を対象に実施されました。
4ヶ国4名の講師を招き、「国際理解教育」が進められました。
校長室でゲストティーチャ―の皆さんと顔合わせ、進行次第などについて打ち合わせ
5年生全員48名の前で講師(ゲストティーチャ―)の皆さんの紹介

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メキシコ
「メキシコって何処にあるか知ってますか?」の質問から始まり、メキシコ国旗の意味、
メキシコを紹介するカラーのパンフレット、織布、玩具の紹介がユーモアをまじえて授業は進みました。
授業の後半では生徒達が円陣になって座り、ラジカセから流れるメキシコの音楽を聴きながら
子供達の人形やおもちゃを紹介され、生徒達は興味深々。
ルーマニア
ルーマニア民族衣装のお人形のような講師の笑顔のピ-ナさんに生徒はビックリ、
ルーマニアって聞くと、オリンピックでの女子体操、ドラキュラしか知らない生徒に、
地球儀と黒板を使ってルーマニアの場所や料理、お祭りのことを分かりやすく説明。
親しみをこめて積極的に生徒の中に入ってのピ-ナさんの授業の進め方に
生徒は理解を深めたことでしょう。
中国(香港)
お隣の国、中国の一部中である香港は夜景が美しいおなじみの国。
イギリスの植民地から返却され14年目、人口700万人、
1国2制度など説明を受けました。
数のかぞえ方、簡単な言葉:早晨(ジョウサン):おはよう 、イ尓好!(ネイホウ):こんにちは、
唔該(ムゴイ):ありがとうなど声を出して練習。
丁寧に細かくノートにメモをとりながら授業を受けてる生徒も多く感心。
ペルー
ペルーは日本の真裏に位置し、この国へのアプローチに20時間も
かかる遥かな彼方であることから話を始められ、
児童たちがググッと授業に引き込まれていきました。
アマゾンのピラニアの話、ペルー原産の野菜類の話、
アルパカやリャマの愛らしさ、さらに世界遺産の
マチュピチュの話へと進め、児童たちにペルーの
民族衣装を着てもらい、ケーナやサンポーニャを吹いて、
児童たちの心に広大なアンデス山脈への夢を
掻き立ててくださいました。
そして最後に、現地の子供たちの遊戯で体を動かしましたが、
それはとても楽しく解りやすく、児童たちは笑顔で踊っていました。
驚いたのは、その遊戯に児童たちが直ちに入り込んで、
スペイン語を真似て歌いだしたことでした。
授業を終えて講師とスタッフの皆さんは小学校の給食を体験。
生徒さんたちに、世界にはさまざまな国があり、
それぞれに違った風土と文化があって,いろんな人が居ても、
みんな解りあえるのだと少しでも感じてもらえたら、
この国際理解教育は実りあるものになるのでしょう。
講師の皆さん、川間小学校の生徒、先生の皆さん全員で
取り組んだ「国際理解教育」は素晴らしい体験学習となったことと思います。
ありがとうございました。
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